秋晴れで気候も穏やかになり、過ごしやすくなりましたね。
10月は気温の低下とともに、様々な害虫の活動も幾分穏やかになる季節です。
しかし、この時期でもチョウバエは多く発生しやすいということをご存知でしょうか。
チョウバエというと夏に発生するという印象を持たれている方も多いです。
実は、チョウバエは一年のうち、3回発生のピークがあります。
一番のピークはやはり夏で、6~7月は一番チョウバエの発生が盛んとなります。
続いて3~4月、9~10月も発生のピークとして挙げられます。
■ご家庭内でチョウバエが繁殖しやすい場所
基本的にキッチン、トイレ、お風呂場などの水回りが発生源となります。
排水溝には石けんカス、ヒトの皮脂汚れ髪の毛などがこびりつき、ヘドロ状の汚れ(スカム)が溜まるため、チョウバエはスカムに卵を産み付けて繁殖を行います。
チョウバエは室内を動き回り人目に付くため、殺虫剤などを使用すれば比較的駆除は難しくありません。
しかし、発生源となるスカムを取り除かなければ、室内のチョウバエを根絶することはできません。
■チョウバエ駆除にはIGR剤が有効
IGR剤は、昆虫成長抑制剤(Insect Growth Regulator)の略称です。
昆虫の表皮(キチン)の形成を妨げるキチン合成阻害剤と、脱皮・変態を行うホルモンを乱す昆虫ホルモン剤があり、おおまかにこの2種類が薬剤として用いられています。
IGR剤は、殺虫剤よりも人体への安全性が高く、チョウバエの幼虫や卵にも効果を発揮します。
発生源を特定することができれば、スカムの除去を行った後にIGR剤を使用しましょう。
チョウバエを根本から駆除することにつながるため、室内の衛生環境改善に効果があります。
■チョウバエが原因で起きる病気
チョウバエの幼虫が、目・鼻・口や泌尿器からヒトの体内に入った場合、腹痛や下痢などの症状がおこることがあります。
これをハエ症とよび、命に別状はないものの便として排出されるまで数日間は体調不良で苦しむことになります。
予防のためにも、水周りの衛生環境を見直してみるのもよいかもしれません。
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