梅雨時でも熱中症の予防を!
湿度が高くムシムシした日が続いていますが、植物が元気に育つにはこの季節の降雨がかかせません。実り豊かな秋を迎えるためにもなくてはならないものですね。
■熱中症は夏だけではない?!
熱中症というと、炎天下の夏のできごとのように考えがちです。
熱中症になると、体温が上がり体内の水分と塩分のバランスが崩れて、めまいや頭痛などの症状がおこります。
梅雨の時期を過ごす際の注意点は、春から夏にかけて徐々に気温があがりつつあるだけではなく、湿度も高いということです。
■発汗と体温の関係
通常、汗をかくと体温が下がります。
水分が蒸発すると気化熱によって体表から熱が奪われるため体温が下がるのです。
発汗後は、失われた水分と、体外に出たミネラル分を補給すればなんのもんだいもありません。
■湿度が高いと、汗をかいても体温が下がらない?!
梅雨の時期は湿度が高いため、発汗しても汗がなかなか蒸発してくれません。
蒸発した時に発生する気化熱が生まれないため、汗をかいても体温が下がらない状態になってしまうのです。
こうした場合に人の身体は、もっとたくさんの汗をかくことで、なんとか体温をさげようとしてしまいます。
湿度が高く汗が気化しにくい状態で、汗だけはかき続けることになるため、熱中症をひきおこす危険があるのです。
■室内環境を整えて、熱中症予防!
梅雨はなにかと室内で過ごすことが多くなる時期ですが、夏ほど暑くないからといっても熱中症の危険がありますので、エアコンや扇風機を上手に使うことで体調を整えましょう。
就寝前や朝起きてすぐの水分補給も効果的です。
―いかがでしたでしょうか。
こちらを参考にして熱中症対策をして頂ければ幸いです♪