体を温める効果
寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
私自身、足の冷えに悩んでおります…。
そこで今週は、『体を温める』効果についてご紹介したいと思います!
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漢方医学の見解では、体の冷えと病気は相互に関係しあっているといわれています。
体を温めると血行がよくなり、いろいろな病気も改善されていくそうです。
◆”寒さ”に弱い人間
「カゼは万病の元」といわれますが、カゼは英語でcold(冷え)といいます。
ということは「冷えは万病の元」と言い換えることができるわけです。
いかに体を温めることが大切かがわかります。
人には動物のような体毛がありません。
このことから推測されるのは、人間の起源は熱帯ということ。
一般的には300万年前にアフリカで発生したといわれています。
そのため暑さに耐えられるように、汗をかいたりという体熱を下げる体温調節機能は
備わっていますが、寒さに対しては大変弱く、体が冷えると免疫力も低下して、
さまざまな病気にかかりやすくなるといわれています。
実際、冬にはあらゆる病気の死亡率が高くなっています。
1日のうちでも外気温や体温がもっとも低くなる午前3~5時が
もっとも死亡率が高い時間帯なんだそうです。
普通、健康な人の体温は36.5度といわれています。
36度になると、震えが起きてきます。これは震えることで熱産生を促すためです。
35度はがん細胞がもっとも増殖しやすい温度といわれています。
30度で意識が消失。29度で瞳孔が拡大してしまいます。
このように体温が0.5度下がるだけでも深刻な影響があります。死に近づくわけです。
ところが、現代の日本人の体温は36度前半。なかには35度という人もいます。
ここに病気の起こる原因があるのです。
◆低体温とガン
35度になるとガンが増殖しやすくなりますから、ガンにかかる人というのは低体温の人
であり、体温を低くするような習慣を持っていた、ということになります。
低体温とガンとの関わりについて考えてみます。
人間の体のうち心臓と脾臓にだけはガンができない、といいます。
心臓ガン、脾臓ガンというのはないのです。
それはなぜでしょうか。
心臓は休みなく拍動しつづけていて、発熱量が多いところだからです。脾臓も同様に
熱をもっているところになります。心臓と脾臓は人体の中でもっとも体温が高いところ
なので、ガンにはならないということです。
では、反対にガンにかかりやすい箇所はどこになるでしょうか。
一言で言うと管腔臓器が危険です。
胃、大腸、食道、卵巣、子宮、肺といったところがあげられます。
つまり周囲に細胞があり、なかは空洞になっているので、臓器全体としては
体温が低いのです。よってガンにかかりやすいといえます。
以上のように考えると、病気のときに発熱するのは体が病気を治そうとしているからです。
ある病気が原因の発熱で、ほかのガンが治ってしまったという例もあります。
そう考えますと、体の反応を局所的にしか見ないで、発熱はいけないことだと考え、
解熱させようとするのは、一概に良い事だとは言えないのです。
では、どのような点に気をつけたらいいのでしょうか。
【体を温めて冷やさない方法】
●運動する
体のなかでもっとも熱産生が多いのは、骨格筋です。
なので、筋肉を鍛えて、常に運動することが大切です。
筋肉量が多くなれば、基礎代謝がアップするので、
じっとしていても寝ているときでも体温が上がります。
もしかしたら、筋肉をつけることが、病気を予防する一番いい方法かもしれません。
運動不足は筋肉量の低下をもたらすので、体温が下がります。
現代日本人の体温が低い傾向にあるのは、運動不足にあるのかもしれません。
ただ、同じ運動でも上半身だけを使う運動では、効果が薄いです。
心臓にも負担がかかる場合もあります。
効果的な運動とは、ウォーキングのように立って行う運動です。
足の筋肉を使った運動をすると、足の筋肉の動きが第二の心臓としてポンプの役割をし、
静脈血の心臓への還流(もどること)が促されます。
その結果、心臓の負担を軽くするので、心臓は、より多くの血液を送り出すことに
専念でき、全身の血行がよくなります。新陳代謝が活発になって、体温が上昇するのです。
(歩かないで、家でごろごろしていると、体温は下がる一方です!)
●クーラーを使いすぎない
クーラーの使いすぎは体温を下げるので、ほどほどにしましょう。
どうしてもクーラーの効いた部屋にいなければならないときは、
自分が温かい格好をするようにしましょう。
●頭をよくつかう
体だけでなく、頭をよく使うと、脳の熱産生がすすみ、体温があがります。
つまり、ほとんど運動していなくても、脳を使い抜いている人はそれだけで脳に多くの熱
が発生し、それが体温を上げて、病気にかからず長生き、ということがあります。
●食べ過ぎない
食べすぎは体温を下げるので、注意しましょう。
食べ過ぎると、それを消化しようとして、血液が胃腸に急速に集まります。
そうなると骨格筋や脳などへの血液供給量が低下するので、かえって体熱が下がるのです。
よって食べすぎが体温の低下をもたらし、その結果病気にかかりやすくなるのです。
反対に小食にすると、胃腸への血液は少なくてすむので、他の臓器や骨格筋にも
血液が充分に供給されます。
その結果、体温が低下することはなくなり、病気も治りやすくなります。
小食でも満腹を感じるためには、よく噛んで食べることが重要です。
●自然塩がいい
塩分には体を温める作用があります。といっても化学合成塩は控えるべきです。
約100種類のミネラルを含む自然塩は体温を上げて、健康に大変いいといわれています。
そのうえで、運動をしっかりして塩分を排出するようにすれば、万が一にも安全です。
●水分を摂り過ぎない
水分の摂りすぎは、体を冷やし、体温を下げてしまうので要注意です。
水は飲むほどにいい、というのを鵜呑みにするのは危険です。
これはよく運動したり、汗をかいている人にいえることです。汗もかかず、運動もしない
人が水分ばかり摂っていると、どんどん体温は下がっていきます。
その結果、さまざまな病気を引き起こしてしまうことになります。
―いかがでしたでしょうか。
「体を温めること」と「健康」は密接な関係にあるのだと、知ることができました。
これらの季節、体を温めて健康に過ごしていきたいものです。