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ネズミの特徴と習性
ネズミは通い慣れた道しか通らない!
ネズミは殆どが夜行性で、日没から数時間後と明け方に特に活動が見られます。また、ネズミは警戒心がとても強く、壁際や物陰など人目につかない何度も往来している安心の出来るルートしか通らないといわれています。しかし、人間が安全だと認識をすると稀に人前に出てくる事もあります。 壁など黒く汚れている箇所は、ネズミの通り道と特定できます。それをラットサインと呼びます。
ネズミは燃費が悪い!
ネズミは雑食性で、人間が食べる物はもちろん、ゴキブリや石鹸まで何でも食べます。食欲も旺盛で、1日に体重の約3分の1から4分の1の食料を摂ります。しかし、ネズミはエネルギー消費が激しく2~3日食料にありつけないと餓死してしまいます。
ネズミの協力な武器!
ネズミは大変小さな穴でも侵入ができます。ネズミは、頭さえ穴を通り抜けてしまえば、人の手の親指程の穴でも侵入可能です。また、ネズミには強靭な前歯が生えており、コンクリートや鉛の配管などもかじり切れます。ですので、たとえ最初は侵入できない程の小さな穴でも、かじり破って侵入してきてしまう恐れがあるのです。
ネズミの意外な弱点!
ネズミは常に口をせわしなく何かをかじっています。それはネズミの前歯が常に伸びており、1日に0.5mm.伸びるといわれております。この前歯が伸びすぎてしまうと、前歯が邪魔をし、食料を摂れなくなり死んでしまう事があります。その為に常に何かをかじり前歯を削っているのです。
ネズミからの訪問者!
ネズミは食中毒の原因となるサルモネラ菌など様々な病原菌を媒介する事が知られておりますが、イエダニなどの害虫の媒体でもあり、ネズミそのものの被害と共に、イエダニの刺咬被害も出てしまいます。イエダニは暖かい環境を好み発生ピークは春や秋といった時期なのですが、屋内の快適な温度により、季節関係なく被害が発生してしまっております。
ネズミのお仕事!
ネズミは非常に嗅覚に優れており、犬と同等かそれ以上の嗅覚を持っているといわれております。 アフリカではそのネズミの嗅覚に着目し、地雷の除去を現在も行っております。また、ネズミは大変知能が高く、訓練を行えばそのような高度な任務もこなせるのです。人間が起こした戦争の爪あとの為、ネズミが活躍しているのです。
業種別の対策方法
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ネズミの種類
ドブネズミ
体長:22cm~26cm
毛色:背面が褐色、腹面が白色
生息場所:人家の床下、側溝、下水溝、地下道など水気の多い場所
人家に侵入、生息をするネズミの中ではもっとも大きい種類です。垂直移動を苦手としますが、名前の由来どおり下水道やドブなどを徘徊する為、泳ぎを得意とします。雑食性ですが、肉や魚などの動物性の食料を好み、気性は荒く獰猛です。
クマネズミ
体長:15cm~23cm
毛色:背面が褐色、腹面が黄褐色がかった白色。
生息場所:人家の天井やビルの上層階
垂直な壁を縦横無尽と移動ができ、ビルの上階や天井裏など近年最も多く見られるのはクマネズミです。警戒心がとても強く、非常に賢い為、環境の変化に敏感に反応します。また殺鼠剤に対する抵抗性も強く、スーパーラットと呼ばれる事もあります。乾燥した場所を好み、穀類や野菜などの植物性の食料を好みます。ドブネズミに比べ耳が大きいのが特徴です。
ハツカネズミ
体長:6cm~10cm
毛色:背面が赤みのないこげ茶、腹面が灰白色
生息場所:人家、港湾部、畑、草地など (ドブネズミ・クマネズミ2種に比べれば被害報告は少ない)
ドブネズミ、クマネズミなどに比べひと回り程小さい種類なので子供と間違がえられる事がよくありますが、2種にくらべ成獣になる期間がもっとも早い種類になります。乾きに非常に強く、荷物などに紛れて長距離の移動も可能です。都市部では港湾部の倉庫などで多く見られます。穀類、野菜などの植物性の食料を好みます。
ハタネズミ
体長:11cm~20cm
毛色:背面が茶色または灰黄赤色、腹面は灰白色
生息場所:田畑に生息する為、稲や、果樹、野菜など農作物に被害をもたらします。野ネズミ中で稀に弊社が駆除のご相談を受ける事があります。ニホンハタネズミと呼ばれる、日本固有種も存在します。本州、九州、佐渡島、能登島などに分布し、河川敷や、田畑に網目状の巣穴を造り生活をします。